なまヘル

アウトドアとバイク

Bandit1200 持病と修理メンテNo.2「シートレザーの張替え」

なまずヘルメットのなまヘルです。

今日はもう8年乗り続けてるバイク、スズキ Bandit1200の話です。走行距離30000kmで中古で購入してから現在80000kmくらいです。旧車ではないと思いますがそれなりにぼろいです。

年式もそこそこ、走行もそれなりに行ってるのでちょいちょい壊れたりメンテが要ったりしてるので記事にしてみます。今回はNo.2、シートレザーの張替えです。

 

古いシートレザーって破けますよね。張り替えたのは半年くらい前です。

張り替える前がこれ

座面が破けてて雨降るとスポンジまで染みて行って尻が濡れます。よくない気持ちわるい。長年冬の度に皮が固くなって割れやすくなってたんですね。ずいぶん前からヒビが入っていても気にせず乗っていましたが半年前にようやく変えました。

変えたあとがこちら

なんとなく色を変えたくて茶色にしました。併せてグリップも黒から茶色に交換です。シートだけ茶色だと取ってつけた感が強く、デザイナーやってる友達に聞いてみたところグリップを茶色にしろとのこと。なるほど同じ色が複数あると統一感出ますね。

 

シートレザーの交換は本当に張り替えるだけなので難しくないのですが、やったことない人が多数派だと思うので手順と道具を紹介します。

準備するするもの

・替えのシートレザー

僕はアマゾンで売ってる合皮の汎用品を買いました2000円くらい

・ゴミ袋

シートのスポンジを包むビニールシートとして使用。これがあるとレザーが破れてもスポンジに水がしみません。高いシートレザーを使えば要らないかもですがレザーが安物なので一応使います。

・10のソケット+ラチェット

シートについた金具のつけ外し

・マイナスドライバ

シートから古いレザーをはがすのに使用。古いタッカーの針をこじって抜きます。

・ハンドタッカー+針

一般的じゃない工具はこれくらいです。ホチキスのボスみたいな工具です。アマゾンで500円くらいなので買ってください。安物で十分です。

準備するものはこんなところです。

 

手順(写真ないんで文章だけです)

1,シートについた金具を外します。コツもなんのありません。外したボルトをなくさないくらいです。

2,純正のタッカーを外します。マイナスでゴリゴリやります。どうせ見えないところですし多少傷つくのは覚悟しましょう。ちょっと外れたらペンチで抜くのもありです。

3,図みたいに組んでいきます。

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コツが少々要ります。

・ビニールシートとシートレザーをハサミで切るのはタッカー留めが終わった後。

・タッカーを打つときは強く押し付けながら「バチン」って打ち込む。

・タッカーが入らない場所は後回し、できるところからやる。

・レザーはしっかり張って止める。

・一通りタッカー留めが終わったらさらにレザーを張ってもう一周タッカー留めする。

 

チャレンジする人は頑張ってください。作業するのに高いものはないし、失敗してもやり直しがききます。第一誰もあなたのバイクのシートなんか見てません(笑)お気軽に行きましょう。

 

 

Bandit1200 持病と修理メンテNo.1「タンク」

なまずヘルメットのなまヘルです。

今日はもう8年乗り続けてるバイク、スズキ Bandit1200の話です。走行距離30000kmで中古で購入してから現在80000kmくらいです。旧車ではないと思いますがそれなりにぼろいです。

年式もそこそこ、走行もそれなりに行ってるのでちょいちょい壊れたりメンテが要ったりしてるので記事にしてみます。まずNo.1タンクの水抜きパイプの交換です。

まず経緯から

 4年くらい前、タンクが錆びて錆がキャブに流れてフロートバルブに噛んでガソリンがエンジン内に駄々洩れ、セルでクランキングすらできなくなったことがありました。以来錆との闘いです。以前別のバイクで錆び取り剤での錆び取りに失敗したことがあり苦手意識があったのでバイク屋にぶん投げて錆び取りしてもらいました。それで終わればよかったんですが錆びで水抜きパイプに穴が開きタンクからガソリン駄々洩れに、、、

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ひとまずは水抜きパイプの下側をふさいだんですよ。ガソリン洩れちゃいますから。しばらくは塞いで乗っていました。タンクに雨がかかると雨水が入ってきちゃうのでバイクカバーしっかりかけて保管でした。2年前にちゃんと直そうってことで当時は大学院生でし。タンク外し大学に持っていき水抜きパイプを付け替える大工事しました。

パイプの上下からドリルで削って水抜きパイプを摘出。

同じくらいの太さのパイプを曲げて新しいパイプを作ります。下が純正品で上が自分で曲げたパイプです。純正φ8T1に対しφ10T1で作ってます。うまいもんでしょ。

ここからが僕の得意技、溶接します。

キャップ側

裏側

洩れチェックしてOKだったので良かったです。

 

水抜き穴に穴開いた場合の修理まとめ

短期的、応急的にはガソリン洩れをまず止めましょう。穴にエポキシ系のパテをぶち込む、ホースを折ってタイラップで止めておくなどです。なんでもいいです。

長期的には

1,パイプの上下からドリルで破壊してパイプを摘出

2,代わりのパイプを曲げる。純正を完コピする必要はありません。出入口があっていて水が抜けるようになっていればOKです。ジグを使ったり砂を詰めたりしたらいいでしょう。

3,溶接orロウ付け曲げたパイプを何とかしてくっつけましょう。僕の場合は大学の設備が使えたので溶接しましたが一般的にはロウ付けだそうです。燃料タンクの鉄板は0.8mmとかの薄板です。溶接でミスると溶かしすぎて穴が開く場合があります。溶接にもいろいろ種類があり僕が使ったのが薄板やアルミに強いTig溶接です。

 

学生時代に溶接の技能身に着けているのですがメーカー勤務の社会人になってからたまーに試作品で溶接するくらいで役に立たないですねー。いつかガレージハウスと溶接機買って溶接で副業したいなー。学生時代は楽しかった今も楽しいけど。

 

入崎キャンプ場_佐渡島の磯クロダイ

なまずヘルメットのなまヘルです。

今年のお盆に佐渡島に行った時の話です。

バイク乗りの友達から「佐渡島はいいぞー」って聞かされていて一度行ってみたかったので行きました。この時もソロキャンプでした。ソロキャンはバイクで行くことが多いのですが、せっかく佐渡行くなら釣りをしたい。それもチョイ釣りじゃなくてしっかり釣りしたいと思い車で行きました。

4泊したのですがその中で最高だったのがキャンプ場の脇にあった地磯から釣り上げた45cmくらいの良形クロダイです。

・キャンプ場の件

泊まったキャンプ場はこちら

www.google.co.jp

 

入崎キャンプ場です。止まった日、近くの堤防でコマセ撒いて釣りしようとしてたんですが強風につき断念、「もう今日は早めにキャンプ場に入ってだらけよう」と思いお昼くらいにキャンプ場に到着しました。

キャンプ場につくと管理人のおばあちゃんが風で吹き飛びそうな簾を片付けてる最中でした。背が低いおばあちゃん、危なっかしいので撤収を手伝うと通常800円のキャンプ場利用料をサービスしてくれてさらにおにぎりまでごちそうになりました。ありがたやありがたや。

スーパーで買ったコハダをおかずに。

・地磯の件

夕方になるとふと風がやんでなんだか釣り出来そうな天候に。キャンプ場の周囲を散策して見つけた磯は足元から水深3~4mくらい、程よくサラシが出ている状態でなんとも釣れそうでした。魚がエサを食う夕マズメ・場所よし・釣りしやすい天候となり気分が上がっていきました。

・出ましたヤツが

磯で捕まえたカニをエサに前打ち開始、何度かアタリがあってエサがとられます。この場所絶対何かいる!!カニを丸ごと食える魚ってそれなりに大きいのしかいないです。クロダイとかイシダイとか、小さくても大きめのカサゴくらいです。テンション上げあながらサラシが出てる岩の際に落としていくと、でたー

冒頭の子です。興奮しすぎてブレブレです。磯育ちで遊泳力あるし流れもあるのでめちゃめちゃ引きました。楽しかったー初めてクロダイ釣った時の興奮が戻ってきました。

釣った場所の写真がこちら

これも興奮してぶれてます。

 

・キャンプ場の大家族

でかいクロダイです。キャンプです。一人じゃ食いきれません。キャンプ場に僕以外1組の家族が来ていたんで声かけて一緒に食べることにしました。家族のおばあちゃんが刺身をリクエストされたので半身を刺身にして提供(僕は釣った当日の刺身はそんなに好きではありません)、もう半身と中骨と頭は僕が煮つけて食べました。大きいんでそれだけで腹いっぱいです。聞けば毎年お盆に来てるそうなのでまた会えるかな。

 

・一応仕掛け紹介

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本格的な前打ちの人と異なるかもしれませんがスピニングリールでも前打ちはできます。むしろ遠くに飛ばすこともあるのでそういったときはタイコリールより使いやすい場合もあるくらいです。ふかせをやる場合はこれにウキをつければOKです。磯竿とスピニングリールをバーサタイルに使ってます。

 

また佐渡いきたいな。

 

 

 

 

 

車のブレーキ固着の現場整備

ブログ初めて3日目まなずヘルメット、なまヘルです。

運転してたらなんとなく車が右に行きたがる

この感覚覚えがある

ブレーキ固着だ

幹線道路から田んぼの中の小道に避難、以前ブレーキが固着した右前のホイールを触ってみると熱い、左は熱くないことから以前のブレーキ固着が再発した。ブレーキが固着して引きずる、摩擦熱を出す、ホイールまで熱くなるってこと。わかったら対処するのみ。今日はバイクと工具は積んである。

自分で現場で直せればドライブを続行できるだけでなくレッカーを待ってる時間もかかりません。呼べは3時間とかかかります自分でやっちゃったほうが早いです。

1,まずは車の車載工具でタイヤを外します。
 1.1、ホイールナットを緩める。

1回転くらい緩めておきます。初めて外す人は90度くらい緩めた後もう一度90度締めて、締め付けトルクを手で覚えておきます。

 1.2、ジャッキアップ。

パンタジャッキと長い棒、ホイールナットようのレンチを組み合わせると効率的です。ジャッキアップポイントはここです。

写真ではすでにホイール外れてます。場所わかりにくいね、ナックルの下のところですね。あげる高さはタイヤが地面から離れる程度で十分です。必要以上にあげるとそれだけ失敗したときのダメージがでかいです。

 1.3、ホイールを外す。

1.1で緩めたナットを外してホイールを外すだけです。ジャッキアップの前に緩めて置かないとジャッキアップした状態で力をかけることになりジャッキが外れてしまう確率が上がります。

 

2,ブレーキを冷やす。

ホイールをはずしてブレーキが見えてますがアツアツで触れません。今回は少量ですが水があったのでぶっかけて冷やしました。時短テクです。

水をかけるとシューって湯気が上がります。水を車に積んでなかったら、川で汲む、滝から汲む、ペットボトルの水でもいいし最悪冷えるまで待てばいいです。ただの時短テクなので。

3,ブレーキキャリパーの取り外し。

ブレーキキャリパを外すにはスライドピン(ゴムの蛇腹でカバーされてます)を止めてる2本のボルト上下を外せばOKです。14の眼鏡レンチが必要になります。口が開いたスパナだとネジを舐めて外せなくなるかもしれません。積んでなかったら100均なりホムセンまで走っていきましょう。

4, ブレーキピストンの揉みだし

キャリパーを外した状態でブレーキペダルを踏むとピストンが飛び出てきます。

踏んだのがこちら

写真下側のピストンだけ出てきてます。上側が固着して動いていないようです。

下側をFクランプでひっこめて、クランプしたままブレーキを踏んで飛び出させたのがこちら

これで問題のヒストンにアクセスできます。ダストシールをめくって潤滑油(この時はチェーンオイルを使いました。)を吹きます。こちゅくの原因がいろいろですが、これでひとまずは動くようになります。あとは元通り組付けるだけです。ばらすときに覚えたトルクで締め付けましょう。無駄に強く締め付けると壊れたり外せなくなったりします。注意してください。

奥浜名湖でクロダイ釣ったよ!仕掛け釣り方紹介します。

ブログ2日目なまずヘルメット、なまヘルです。

コロナが無かったら今切れ口行ってたな。先週向かった時は緊急事態宣言で封鎖されてました。なので今回は奥浜名湖狙いです。そもそも人が少ないので封鎖とかないですね。

クロダイ釣りが好きなのですが奥浜名湖は少々苦手なフィールドです。浅くて広くてクロダイがどこにいるのか僕の腕経験では絞れません。実績ポイントをランガンするしかないです。

ピピピピーンってアタリで釣れたのがこちら

ちっちゃいですね、軽すぎて大きいフグかと思ったわ。近くでハゼ釣りしていたおじちゃんも小さいクロダイ釣っていました。秋はこういうのが多いですね。大きかったら食べようと思いましたがリリースです。

釣った時の仕掛けと釣り方紹介します。

竿:6ftシーバスロッドML

リール:2500番

ライン:PE0.8号

ハリス:フロロ2号

針:管付きチヌ鉤2号

ガン玉:5B

エサ:捕まえたカニ

だけです。

釣り方はカニをつけて遠投してボトムバンプで引いてきます。ずる引きだと根掛かりします。一投してだめなら別のところに投げたり横歩きで位置移動していきます。ハリスは場所によって選びましょう。障害物が多い場所は擦れて切れやすいので太めがいいです。今回のはテトラ前打ちのために買ったものなので2号ですがこの場所だったら1.2~1.5号でよかったでしょう。鉤はぶっちゃけ気分です。今回はやる気がなかったので楽な管付きですが気合入れてるときはオーナーのプロ落とし込みを使います。

今切れで釣りしたいなー

直火とペグで魚を焼く!

ブログ始めました。なまずヘルメット、Nama_Helmです。

 

釣り&キャンプツーリングにて

水がきれいで潮通しがよくて岩がごつごつした感じのところで釣りとシュノーケルがしたいなーと思い、バイクで三重県の伊勢志摩へキャンプツーリングに行ってきました。今回はバイク旅のため車の時は持っていく焚き火台を置いていきました。

 

前打ちでイシガキダイゲットです!

某堤防のテトラからの前打ち釣りでイシガキダイが釣れました。今までクロダイは何度も釣ってきたし今回もクロダイ狙いだったんですが、イシガキダイです。30cm無いくらいのサイズで特別大きいとかでもないんですが体高があってめちゃ引きましたね。エサは堤防で捕まえたカニでした。

 

野宿場所探しと焚き火

僕のキャンプではキャンプ場ではない場所で適当に野宿することも多いです。この日は某浜辺です。日本の法律では海辺川辺は誰の土地でもないそうで、僕の中では野宿ポイントになってます。浜辺といっても砂浜ではなくこぶし大の石で海岸が構成されています。砂浜のほうが寝心地がいいので好きですがまあどこでもよいです。

浜には地元民がごみでも燃やしたであろう焼け跡がありました。いいこととは思いませんが田舎は村社会なんでまあそんなもんでしょう。僕も直火で焚き火させてもらいます。

 

薪拾い

薪になる流木はたくさんあります。薪は「乾いているものを選べ、立木を切るのは厳禁」って言われます。よく乾く日向に落ちてる木って流木しかなくないですか?河原海岸は薪も手に入りやすいんです。キャンプもはかどります。

 

イシガキダイの直火焼き

さて本題、焚き火ができたらいよいよ魚を焼いていきます。焼き網もないので石でいい感じの台を作って、魚にテント用のペグを刺して焚き火にぶっこみます。初めてでしたがいい感じに焼けました。以下ノウハウを紹介します。

0,初めに

 魚をペグで焼くのは最終手段だと思ってください。焼き網を使ってグリルや七輪で焼いたほうがきれいに焼けます(そりゃそうです)。道具はないけどどうしてもうまい魚を食べたいときだけにしましょう。専用品があったらそのほうがいいのは明確です。

1,ペグ選び

 ペグで焼く場合は長いほうが楽です。なぜか、かまどの石に引っ掛けやすいってだけです。またある程度太くて頑丈なほうが大きい魚でも曲がらずに済みます。僕が使ったのは28cmの鍛造ペグです。

太くて、長いペグを使いましょう。

2, かまどづくり

一般的にかまどを組む理由は、風除けです。強い風で火が消えたりするのを防ぎます。しかし今回は魚を焼くのでペグの引っ掛けやすさも重要になります。水平な面があったほうがいいのでコンクリートブロックなんかが落ちてるとちょうどいいでしょう。また魚が焼けるまで持てばいいので太めの薪でも役目は果たせます。

3,火加減

魚に薪が直撃するのは避けましょう。魚の水分で接触した部分が消火されてしまします。そうでなけれがまあ大丈夫です。超新鮮な魚です生焼けでもOKです。

 

よかったらやってみてください。直火OKな場所でね。