車のブレーキ固着の現場整備
ブログ初めて3日目まなずヘルメット、なまヘルです。
運転してたらなんとなく車が右に行きたがる
この感覚覚えがある
ブレーキ固着だ
幹線道路から田んぼの中の小道に避難、以前ブレーキが固着した右前のホイールを触ってみると熱い、左は熱くないことから以前のブレーキ固着が再発した。ブレーキが固着して引きずる、摩擦熱を出す、ホイールまで熱くなるってこと。わかったら対処するのみ。今日はバイクと工具は積んである。
自分で現場で直せればドライブを続行できるだけでなくレッカーを待ってる時間もかかりません。呼べは3時間とかかかります自分でやっちゃったほうが早いです。
1,まずは車の車載工具でタイヤを外します。
1.1、ホイールナットを緩める。
1回転くらい緩めておきます。初めて外す人は90度くらい緩めた後もう一度90度締めて、締め付けトルクを手で覚えておきます。
1.2、ジャッキアップ。
パンタジャッキと長い棒、ホイールナットようのレンチを組み合わせると効率的です。ジャッキアップポイントはここです。
写真ではすでにホイール外れてます。場所わかりにくいね、ナックルの下のところですね。あげる高さはタイヤが地面から離れる程度で十分です。必要以上にあげるとそれだけ失敗したときのダメージがでかいです。
1.3、ホイールを外す。
1.1で緩めたナットを外してホイールを外すだけです。ジャッキアップの前に緩めて置かないとジャッキアップした状態で力をかけることになりジャッキが外れてしまう確率が上がります。
2,ブレーキを冷やす。
ホイールをはずしてブレーキが見えてますがアツアツで触れません。今回は少量ですが水があったのでぶっかけて冷やしました。時短テクです。
水をかけるとシューって湯気が上がります。水を車に積んでなかったら、川で汲む、滝から汲む、ペットボトルの水でもいいし最悪冷えるまで待てばいいです。ただの時短テクなので。
3,ブレーキキャリパーの取り外し。
ブレーキキャリパを外すにはスライドピン(ゴムの蛇腹でカバーされてます)を止めてる2本のボルト上下を外せばOKです。14の眼鏡レンチが必要になります。口が開いたスパナだとネジを舐めて外せなくなるかもしれません。積んでなかったら100均なりホムセンまで走っていきましょう。
4, ブレーキピストンの揉みだし
キャリパーを外した状態でブレーキペダルを踏むとピストンが飛び出てきます。
踏んだのがこちら
写真下側のピストンだけ出てきてます。上側が固着して動いていないようです。
下側をFクランプでひっこめて、クランプしたままブレーキを踏んで飛び出させたのがこちら
これで問題のヒストンにアクセスできます。ダストシールをめくって潤滑油(この時はチェーンオイルを使いました。)を吹きます。こちゅくの原因がいろいろですが、これでひとまずは動くようになります。あとは元通り組付けるだけです。ばらすときに覚えたトルクで締め付けましょう。無駄に強く締め付けると壊れたり外せなくなったりします。注意してください。