なまヘル

アウトドアとバイク

Bandit1200 持病と修理メンテNo.1「タンク」

なまずヘルメットのなまヘルです。

今日はもう8年乗り続けてるバイク、スズキ Bandit1200の話です。走行距離30000kmで中古で購入してから現在80000kmくらいです。旧車ではないと思いますがそれなりにぼろいです。

年式もそこそこ、走行もそれなりに行ってるのでちょいちょい壊れたりメンテが要ったりしてるので記事にしてみます。まずNo.1タンクの水抜きパイプの交換です。

まず経緯から

 4年くらい前、タンクが錆びて錆がキャブに流れてフロートバルブに噛んでガソリンがエンジン内に駄々洩れ、セルでクランキングすらできなくなったことがありました。以来錆との闘いです。以前別のバイクで錆び取り剤での錆び取りに失敗したことがあり苦手意識があったのでバイク屋にぶん投げて錆び取りしてもらいました。それで終わればよかったんですが錆びで水抜きパイプに穴が開きタンクからガソリン駄々洩れに、、、

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ひとまずは水抜きパイプの下側をふさいだんですよ。ガソリン洩れちゃいますから。しばらくは塞いで乗っていました。タンクに雨がかかると雨水が入ってきちゃうのでバイクカバーしっかりかけて保管でした。2年前にちゃんと直そうってことで当時は大学院生でし。タンク外し大学に持っていき水抜きパイプを付け替える大工事しました。

パイプの上下からドリルで削って水抜きパイプを摘出。

同じくらいの太さのパイプを曲げて新しいパイプを作ります。下が純正品で上が自分で曲げたパイプです。純正φ8T1に対しφ10T1で作ってます。うまいもんでしょ。

ここからが僕の得意技、溶接します。

キャップ側

裏側

洩れチェックしてOKだったので良かったです。

 

水抜き穴に穴開いた場合の修理まとめ

短期的、応急的にはガソリン洩れをまず止めましょう。穴にエポキシ系のパテをぶち込む、ホースを折ってタイラップで止めておくなどです。なんでもいいです。

長期的には

1,パイプの上下からドリルで破壊してパイプを摘出

2,代わりのパイプを曲げる。純正を完コピする必要はありません。出入口があっていて水が抜けるようになっていればOKです。ジグを使ったり砂を詰めたりしたらいいでしょう。

3,溶接orロウ付け曲げたパイプを何とかしてくっつけましょう。僕の場合は大学の設備が使えたので溶接しましたが一般的にはロウ付けだそうです。燃料タンクの鉄板は0.8mmとかの薄板です。溶接でミスると溶かしすぎて穴が開く場合があります。溶接にもいろいろ種類があり僕が使ったのが薄板やアルミに強いTig溶接です。

 

学生時代に溶接の技能身に着けているのですがメーカー勤務の社会人になってからたまーに試作品で溶接するくらいで役に立たないですねー。いつかガレージハウスと溶接機買って溶接で副業したいなー。学生時代は楽しかった今も楽しいけど。